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2023年も大切な想いを託して下さり、ありがとうございます。

2023年も大切な想いを託して下さり、ありがとうございます。

2023年12月29日

こんにちは。
Sakaseruの小尾です。

2023年も大切な想いを託して下さり、本当にありがとうございます。
いつもSakaseruをご利用頂いたり、応援して下さるお客様一人ひとりへご挨拶させて頂きます。





ここに、小さなガラスの花瓶があります。
他の方から見れば、何の変哲も無い花瓶ですが、私にとっては大切で代えの効かない花瓶です。

今から6年程前、Sakaseruが今以上にずっと小さなサービスだった頃。
どれだけ努力をしてもお客様が増えず、事業の夢を伝えて参加されたフラワーデザイナーからも、
「小尾君、全然注文入らないけど、、大丈夫?」といった言葉を掛けられる始末。

夢と現実の乖離に苦しみながら、前が見えない。
従業員は私一人。相談する相手も居ない。

冷たい現実を突きつけられるような日々を過ごしていました。

そんな折、とあるきっかけでフラワーデザイナー加納さんの店舗まで訪問した際、
「最近少し疲れ気味なので、癒やされるようなお花を買わせて頂けませんか。」とお願いしました。

束ねられたお花は6年経った今でも覚えていて、ハーブや爽やかな香りがする、見た目も優しい草花で束ねて頂きました。

言葉は無くとも、その草花からは加納さんから私への労いの想いが感じられました。

店舗を出ようとした所、
「小尾君、ちょっと待って。その花束の中にアイビーというずっと楽しめる植物が入っているから、他のお花が枯れたらアイビーだけこの花瓶に入れて楽しんでね。」

その言葉と共に、先程の小さなガラスの花瓶を頂きました。
恐らく、この出来事は一生忘れることが無いと思います。

加納さんの心遣いが嬉しく、植物をより好きに、身近に感じさせてくれる機会を頂けたこと。
有り難い想いに溢れ、その日から6年経った今でも、ずっと小さな花瓶を大切にしています。

先程の加納さんが与えて下さった体験は、お花贈り全体に於ける「細部」です。
よく、神は細部に宿ると言いますが、私は細部が全てだと常々感じています。

2015年からサービスを開始し、あれから8年もの歳月が経ちました。
この8年間、サイト作りからフラワーデザイナーの対応や制作等、どれだけ細部に魂を込められるか。
ひたすらに追い続けて来ました。

どんな小さな事でも良いので、Sakaseruでお花をご購入頂いたお客様へは、先に私が体験したような加納さんとの思い出や、温かい気持ちに触れるような事を提供したい。

こうした小さな積み重ねが未来に繋がっていくのだと、強く信じています。

そして、8年間もサービスを続けて来れたのは、紛れもなくお客様一人ひとりのお陰様です。

皆さんの今年のお花贈りに、私達Sakaseruはご貢献出来たでしょうか。
心の中に、何か少しでも温かい物が残っていたら、大変嬉しいことです。

今年も、大切な想いをお花に乗せて託して下さり、本当にありがとうございました。
どうぞ、素晴らしい一年をお迎え下さいね。

Sakaseru 小尾

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