「喜んでもらえるもの、でも、自分も楽しめるもの」 公演を何倍も楽しめるお花贈り企画
2020年12月25日
キュートなイラストと、それにぴったりのふんわり可愛らしいお花たち。
歌手・声優 諏訪ななか様の1stライブのお祝いに贈られたスタンド花(フラスタ)です。
企画に集まった人数は28人。そう、大人数ではないにもかかわらず、10万円を超える金額が集まりました。
[minsaka(ミンサカ)]を使って、主催の方がどのようにして、これほどの信頼を得て、企画の成功に至ったのか。
その流れや背景について、主催のぺんぺん風(@penpenkaze)様にお伺いしました。
【今回のインタビューの主催様/企画について】
■諏訪ななかさん 1st LIVE 〜My prologue〜にフラワースタンドを贈る企画
https://www.sakaseru.jp/mina/event/d5ccbba5fc4768d2d85dee1a3a8c2a94
■送り先:歌手・声優 諏訪ななか様1stライブ「〜My prologue〜」
■贈ったもの:スタンド花(フラスタ)
■参加金額:1000円から(複数口歓迎)
■最終参加人数:28人
■最終金額:108,000円
――この度はインタビューにお答え頂き、大切な機会に「minsaka(ミンサカ)」をご利用頂きありがとうございます。
この度はなぜミンサカをご利用頂けたのでしょうか。
きっかけはミンサカの運営スタッフさんから、TwitterDMでお声がけ頂いたからです。
もともと他社のサービスを利用して企画進めるつもりだったのですが、ミンサカの機能についてお話頂いて、便利そうだと感じ使うことにしました。
――これまでは他社サービスをご利用されていたのですね。
ミンサカを実際に使ってみていかがでしたか?
ミンサカの更新情報をメール一括で送れたり、参加=集金完了というシステムは便利だなと感じました。
以前、他社サービスを使っていた時は集金管理・参加者管理が大変で……。
また参加者とのやり取りはTwitterDMで行っていたのですが、DMは流れていってしまうのが難点でした。誰に送ったのか、誰がどこまで対応してくれているのかなどを都度確認するのが、結構手間だったんです。それがなくなって楽になりました。
――嬉しいお言葉です!
これまで何回ほど、ファン企画をしたことが有るのでしょうか。
お花の企画は過去3回ほどですね。お花以外だと色々あって、例えば飲み会とか、変わったものだと花火大会の協賛企画をやったこともあります。
――花火大会の協賛……!? どのような経緯でその企画をすることになったのでしょうか。
応援している諏訪ななかさんが、あるコンテンツの関係で長野県上諏訪に縁があって、上諏訪について調べていたら花火大会の話が出てきまして。一般でも協賛ができるらしい、というのに気づいて、「やってみようか」と。
――大変幅広い企画のご経験をお持ちなのですね……!
今回はなぜお花企画を主催しようと思ったのですか?
諏訪さんの記念すべき1stライブなので、お花企画をやるのは最初から決めていました。
3月にライブが中止になってしまって、想いを伝えられるタイミングが1年近くなかったので、今回はより気合を入れて準備しました。待ちに待った機会だったんです。
――それは、想いもひとしおですね…!!
そうですね。今回、無事に開催されて本当に良かったです。
――今回のお花企画の具体的な流れを教えて下さい。
毎回具体的な動き出しは、だいたいいつもイベント当日の1ヶ月前くらいからです。構想はもう少し前から始めています。
今回は11月後半の公演でしたので、10月中旬にライブの運営さんへ、お花を出して良いかを確認しました。お花を出して良い、と許可をもらえたので、まずはイメージのイラストを起こしはじめました。
またすぐに企画ページも立ち上げたのですが、その直後にミンサカの運営さんから、ミンサカのことを教えて頂いたので、再度ミンサカで企画ページを立ち上げました。これが10月24日のことです。
花のオーダーもほとんど同じタイミングで行っています。今回お花はミンサカと同じ運営元の「Sakaseru」にお願いをすることにしました。
――素敵なデザインやイラストに、多くの参加者の方が複数口でご参加下さいましたね。
そうですね、今回は「複数口歓迎」と書かせてもらったお陰か、たくさん出して下さる方が多かったです。正直、こんなに集まるとは思っていませんでした…!
――その集まった金額は、最終的にどのような内訳になりましたか?
お花、パネル、バルーンです。バルーンを特注したのでそこにも結構かかっていますね。
――バルーンも特注されたのですね!
今回の企画で一番大変だったのは、バルーンの部分かもしれません……。
業者さんに特注もしましたし、自分でも一部自作したんです。
毎回、フラスタには"こだわりポイント"があるんですが、今回のこだわりはバルーンでした。
――そんな強い想いがこめられたお花。今回のコンセプトを教えて下さい。
今回は諏訪さんの『Wonderland!!』という曲をイメージしています。
なぜその曲にしたかというと、その歌詞の中に「Challenge&Let's go」という言葉が入っているんです。それが諏訪さんの座右の銘である「Challenge&Never Give Up」に似ていて、1stライブに贈る花のテーマとしてふさわしいのではないか、と考えました。
また、「ワンダーランド」なので、お花全体は不思議の国のアリスのような可愛らしい雰囲気でイメージしました。イラストの衣装もアリスにして、お花全体も"ゆめかわ”系にこだわって注文しました。
――完成品を見た時はどのように感じましたか?
本当に素晴らしい出来だな、と感じました。
お花もデザイン画に描いた通りにして下さって、お花周りのフリルの部分もすごくいい感じに付けて下さって……。
Sakaseruのフラワーデザイナー宮崎さんがイメージ通りに作って下さいました。
――嬉しいお言葉、ありがとうございます。
これまで数々の企画の主催をしてこられたお客様は、主催として大切にしていることはありますか?
喜んでもらえるもの、でも、自分も楽しめるものを企画したい、ということは意識しています。
例えば今回のライブに贈るお花として、『Wonderland!!』をイメージしたものが相応しいのでは……という考えは僕個人のものです。ライブのセットリストに『Wonderland!!』が入っているかどうかもわかりませんでしたし。でも、自分も楽しめるように、という観点もあって、このコンセプトに決めました。
しかも、結果的にライブの一発目に『Wonderland!!』が披露されたんです。まさか一曲目に来るとは思っていなくて、想いが噛み合ったような感じがしました。
企画してよかった、とすごく思いましたね。
――素敵ですね…!
ちなみに、一人ではなく、みんなでやる(やった)ことの意味とは何でしょうか。
「大勢の人に応援されているんだよ」ということを伝えられる点でしょうか。
多くの人に協力を頂ければ、金額的にも、見た目のインパクト的にも豪華なものを贈れますよね。
――企画主催を迷っている人へ言葉をかけるなら、どのような言葉になりますか?
「お花を贈ることでイベント参加が何倍も楽しくなるのでぜひやりましょう」ということでしょうか。
大変なこともありますが準備してる間も楽しめますし、当日もお花の写真撮ったり、Twitterで感想言ってもらえたり、お花なら演者さんが写真撮ってくれて、御礼を言ってくれたりとか……イベントや公演が何倍にも楽しめます!
企画を通じて同じファンと交流できるのもとても楽しいですよ!
――素敵なお話、ありがとうございました!
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