2019年02月26日
こんばんは、スタッフのアスカです!
すっかりお一人さま上手になってしまったのですが、先日のお休みは蔵前の「インクスタンド」に行ってきました…!最近NHKでも取材されたそうなので、知っている方も多いかもしれません。
カードリッジ式の万年筆やボールペンなどのインクを、自分で自由にブレンドできるという最強のお店です。めちゃくちゃ楽しかったです。45分あっという間でした。
さて、本日はTwitterで先日より告知しておりました、「泪橋ディンドンバンド3 〜泥まみれの月〜」観劇レポートをお届けします。
※一つでもネタバレ要素を見たくない!という方がいらっしゃいましたらお気をつけ下さいませ…!!
*
今回は、代表オビから勧められて主演・和田雅成さまの舞台を見に行きたいなあと思っていたところ、お客さまからお勧め頂いて観劇を決めました!
何事も先人の言葉に従うべしです。
▲ 会場は銀座・博品館劇場。恥ずかしながら、初めて来ました…!
[泪橋ディンドンバンド]は2016年から続く人気シリーズとあって、本当に本当に、お花が数多く立ち並んでおりました…!!!赤絨毯の階段は左右に花が置かれ、奥のスペースにも所狭しと立ち並びます。演者さまご自身はもちろん、シリーズそのものにもファンの方が沢山いらっしゃるのでしょうね…!
撮影禁止、という張り紙があったため、お写真は撮影できませんでした…。沢山お花もありますし、混雑してしまいますから仕方がないですね。
ただ、沢山の想い溢れるお花たちの中に、Sakaseruからお届けさせて頂いているものをいくつも見つけられて、とても嬉しかったです。
そして本当に超人気の公演に来ているんだな、という実感がここで…前シリーズを見ていない私が来てよいのか…と震え始めます。でもそれと同時に、期待でわくわくし始めました。そのわくわくのままに、席に向かいます。
席は後ろから数えた方がずっと早い位置。それでもわくわくは変わりません。スマートフォンの電源を切った手で、フライヤーとアンケート用紙を握り締めました。
たまたま今回は、お隣どちらもお一人連れ。勝手に仲間意識を持ちながら、開演を待ちます。この時間、とってもイイですよね。
始まってみると、コミカルな掛け合い、長台詞、女装、弾き語り…盛り沢山の舞台に、圧倒されっ放しでした!奥の席でもびりびり声が響きます。コメディを押し出した舞台に、自然と私も笑いが漏れます。(女装シーンは一層、席が遠いことを悔やみました…)
またテンポの速い掛け合いはそれだけで、血の滲むような舞台稽古が想像できます。そしてそれを決して感じさせないのも、またスゴイ…!
驚いたのが、客席の皆さまが要所要所で暖かい拍手を送り、演者の皆さまを包むこと。以前拝見した舞台では、演者さまの方から客席をいじることはあれど、客席側から舞台上へアプローチ(?)するところを見るのは初めてでしたので、最初はびっくり、そしてとても素敵だなあと思いました。
これは想像なのですが、客席の多くの方は、2016年から続くシリーズを実際に、あるいはDVDなどで見て、"彼ら"とすごく親しい間柄なのではないでしょうか。そんな、気の置けない雰囲気を感じました。
距離感の近い会場で、人情味あふれる暖かな舞台、ならではの感覚ではないかなと思います。
また、今回印象に残ったのは、味のある舞台装置です。
物語が一室の中だけで進んでいくので、セットはずっとそのまま。その分、"シャッター街のさびれた雀荘"、そのような雰囲気が、とてもしっかりと作り込まれているように思われました。
「この看板は…」と、登場人物の一人がセットの古びた看板を説明するシーンでは、そこに刻まれた"年月"に、涙がにじみそうになりました。 そこにはない年月を感じさせ、演者さまたちの演技に、別の角度からリアリティを与える技術。沢山の人たちが舞台には関わっているのだ、と改めて実感させられます。
評判違わぬ主演の和田さまの演技力、 脇を固める皆さまの息の合った台詞回し、セットや音響を担当する裏方の皆さま、そして客席からパワーを贈る観客の皆さま…。すべてがあって舞台なのですね…!
*
舞台観劇を重ねるうちに、少しずつ色んな視点が得られているなあ、と思うのは気が早いでしょうか。
また是非、今度はまったく違う公演ジャンルにも挑戦していきます!(まずはTwitterで行くと宣言しましたアイドルさまの握手会など…)その際にはまたご報告させて頂きますので、是非お付き合い頂けたら嬉しいです。
引き続きSakaseruをどうぞよろしくお願いいたします!
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