2022年08月12日
こんにちは。
Sakaseru代表の小尾です。
来月の10月で、Sakaseruが世の中に誕生して丸7年になります。
僕自身、現在の様に多くの大切なお客様にサービスをご利用頂けるとは、
サービス開始当初は思いもしなかった事ですので、本当に有り難い事だと日々実感しております。
いつも大切な想いを託して頂き、本当にありがとうございます。
Sakaseruがここまで成長出来た要因の一つが、日々頂けるお客様の声です。
https://www.sakaseru.jp/lp/business/scores
今では合計約1万2千件数もの声を頂き、その全てを僕を含めたスタッフが読ませて頂いております。
その中でも特に「初めてネットでお花贈りしましたが、シンプルで分かり易く安心して買い物出来ました。」
といったお言葉を頂くことが多く、大変嬉しく読ませて頂いております。
何故なら、サービス開始当初から「初めてのお花贈りされる方でも可能な限り購入のハードルを低くし、お花を贈る楽しい体験をご提供したい」と考え、サービス改善を続けているからです。
今回のコラムではこの様な考えに至った経緯や背景を
・エンジニアとしての原体験
・縮小するお花業界の市場規模
以上を通じてご紹介させて頂きます。
僕はSakaseruの代表でもあり、エンジニアでもあります。
具体的には、Sakaseruが提供するウェブサイトのプログラミングを行っています。
プログラミングとは、プログラミング言語と呼ばれる英語や記号等の羅列を記述し、
例えばSakaseruのチャットや決済、お花の販売等の仕組みを作ることを指します。
今でこそ、プログラミングは分かり易い形で教育に組み込まれていたり、オンラインで勉強出来る仕組みなども充実し、習得しやすい環境が整っていますが、僕がプログラミングでご飯を食べ始めた20年程前は過酷な状況でした。
当時働いていた会社では、
・ガーベージコレクション
・デザインパターン
・シングルトン
こういった専門用語が飛び交い、知らなければ排他されてしまう様な環境でした。
※思い返せばこの環境を与えて下さった諸先輩方には大変感謝しています。
また、当時勤めていた会社の成長とともに、エンジニアではない職業の人も増えていく状況でした。
しかし、先程述べた専門用語は知っていて当たり前の文化でしたから、エンジニアでは無い方々は
「???」
といった状況でした。
こうなると、例えば企画職の方がとある機能を作りたいとエンジニアに打診しても、
エンジニアがやりたくないと思えば、専門用語を使って相手を丸め込む事が出来てしまいました。
知識の格差がプロダクト・事業そのものに影響を及ぼしてしまっていたという事です。
この状況を改善するために、エンジニアではない職業の方はテクノロジーについてある程度学び、
エンジニアと折衝する際にある程度は対等に話をする事が出来、より良いサービス作りが出来るようになりました。
そしてこれはIT業界だけでなく、花業界を含む他業界も同様なのでは無いかと思います。
専門職、或いは特定の業界で働く人々の当たり前は、それ以外の人から見れば当たり前では無い事が往々にしてあります。
Sakaseruを始めるずっと前、お花屋さんにお花を買いに行った際、予算やどの花を入れたいか等お店の方に聞かれたことがあるのですが、そもそもお花の相場も、お花の種類も知らない状態で花を買いに行ったので、お店の方にあしらわれ、残念な思いをしたことがあります。
これは、先程のエンジニアとの折衝と同様の出来事です。
知識や事柄を知らないからと言って、相手を下に見たり馬鹿にすることはあってはいけないと、その時に強く思いました。
専門的なことを知らないからこそ生み出されるアイディアもありますし、
専門的なことを知るが故に表現の幅が小さくなってしまう事もあります。
一方、アイディアの土台として存在する知識や仕組みについては少なくとも知っていた方が、ある程度対等に話すことが出来ますし、より速度をもって実現出来る可能性も高まります。
花業界で例えると
・お花の相場感
・ブルーの薔薇や奇抜な色のお花を入れられるか
・花言葉に紐付いたお花は入れられるか
こういった基本的な知識をお花贈りする方が身につけることによって、より多種多様なデザインのお花を贈る環境が出来上がっていくと信じています。
また、基本的なお花贈りの知識があることによって、お花贈りの価値や楽しさに関しても、より一層感じることが出来るかと思います。
Sakaseruでは、お花の基本的な事を書いたコラムを発信したり、
お花を贈る時に知って頂きたいことをまとめました
お花贈りに役立つSakaseruのコラムをまとめました。
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サイトの作り自体も、一般的なECサイトに近づけることで購入のハードルを下げる努力を行っています。
お花贈りの市場規模は年々縮小しています。
かつては1兆円あった市場規模も、現在では1兆円を割り込んでいます。
・結婚式の簡略化や減少によるお花の需要縮小
・コロナによるイベントやお花贈りの機会減少
色々と考察されていますが、厳しい言い方をすれば、どれも外部環境を理由にしているのだと思います。
外部環境が厳しくとも、事業規模が大きくなっている会社やサービスはありますし、何より自分たち自身の提供価値、そしてお客様と向き合う事で、前向きに市場を盛り上げて行けるのだと思います。
例えば、Sakaseruでご提供させて頂いている一番安価な価格帯が3,000円のお花です。
税や送料をプラスすれば4,000円以上の価格となります。
お花を扱っている人からすれば、もしかしたらギリギリの価格帯だと感じる方も居るかも知れませんが、世の中のお祝い品を見渡せば、4,000円あれば立派なギフトを贈ることが出来ます。
老舗のお菓子屋さんの手土産や、ブランド品の小物等。
Sakaseruで多くご注文頂ける1万円代の商品ともなれば、より選択肢が増えてきます。
インターネットの普及によって僕たちの受け取る情報量は増え、よりよいギフトや体験を知る機会も多くなる中、大切なギフトを贈る際にお花が選ばれる様になるためには、花業界の内側だけでなく、視座を上げた「贈り物」という概念の中で切磋琢磨する必要があるのだと思います。
贈り物を扱われる業界は日々商品の改善や、物ではなく体験を提供したり、或いはインターネットを上手に使って、商品価値を丁寧に伝えたり、今までにない価値提供をしているサービスも見受けられます。
僕たちSakaseruもそういった努力を日々行っています。
商品開発は勿論、お花の価値や、より良い体験をご提供させて頂くこと。
こういった基本的な事を日々お客様と向き合って、一歩一歩改善していく事が、お花贈りの市場規模を盛り上げていくのだと思います。
商品開発の部分では、ガラス面に文字を入れられる、インテリアとしても末永く楽しむ事が出来るフレームアレンジメント。
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私たちが胡蝶蘭アレンジを販売する理由
お祝いギフトの定番、胡蝶蘭。Sakaseruは胡蝶蘭の新しい可能性をお客様に提供します。
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お花贈りが初めての方でも安心してお買い物出来るような、フラワーデザイナーとのチャット。
お花贈りの不安を払拭出来るようなご相談対応。
お花の基本的な事をご紹介したコラムのご提供
お花を贈る時に知って頂きたいことをまとめました
お花贈りに役立つSakaseruのコラムをまとめました。
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一歩一歩、草の根活動とも言える規模の事ですが、これらの事を地道に継続することで、大切な機会にお花贈りを選んで頂ける可能性を高めることが出来るのだと考えています。
ひいては、お花贈りの流通に関わる農家さんや種や苗を開発される方々も幸せになってくれたら、本当に嬉しいことです。
ここまでコラムをお読み下さり、本当にありがとうございます。
今回はエンジニア時代の原体験から、市場規模に渡って、Sakaseruの考える価値提供についてご紹介させて頂きました。
また、価値提供やサービスの改善は、こちらのコラムをお読み頂いているお客様一人ひとりのご利用が無ければ成り立ちません。
いつも大切な想いを託して下さり、本当にありがとうございます。
これからもより良い価値をご提供できるよう、スタッフ一同楽しんでサービス運営を行って参りますので、是非贈り物をされる際にはSakaseruのサイトに訪れて頂けたら嬉しいです。
株式会社Sakaseru代表取締役
小尾 龍太郎
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