昇進・昇格祝いへ贈るお花|相場、立て札の書き方、人気事例をご紹介
2022年05月13日
ご家族・ご友人、職場の方へ…昇進・昇格の機会に贈る、お祝いのお花。あまりない機会ですので、「贈ろう」と思っても、「まずはどうしたらいいだろう?」と迷うことも多いのではないでしょうか。
また、お取引先さまや上司の方へ贈る場合は、失礼のないよう、特に気を遣いますよね。
送り主様との関係性により、適切なご予算が変わるのはもちろんのこと、
部署のお別れ会で渡す場合、昇格が決まった時すぐに贈る場合など、その時々によって相応しいお花は変わって参ります。
このコラムでは、そんな数ある疑問の中でもオーダーメイドフラワーのSakaseruが特に頂くご質問から、マナーや立て札の書き方、そしてこれまでお届けしてきた実際の事例をご紹介致します。
ちなみに、今回は昇進・昇格祝い…会社での役職が上がった時のお祝い(例:課長から部長に昇進、部長から本部長に昇進など)についてお話します。もし、社長や役員様といった、「ご就任祝い」のお花については、別のページでご紹介していますので、ご参考下さい。
ご就任祝いのお祝い花|マナーや相場、立て札の書き方
社長就任、役員就任といった重要なポストに就任が決まった場合に必須な、就任祝い花についてお伝えします。
詳しく見る
昇進・昇格に喜ばれるお祝いのお花
昇進・昇格に喜ばれるお花をピックアップさせて頂きました。胡蝶蘭の入ったお祝い花から、フレームに入った文字の入れられるドライフラワーまで、他では贈ることの出来ないお祝い花の数々を是非御覧下さい。
昇進・昇格お祝い花 価格別事例集
昇進・昇格祝いの花束(ブーケ)3,000〜5,000円
個人のギフトとしては一番多い価格帯です。ちょっとしたお祝いや、あまり大げさな贈り物をしたくないという場合におすすめです。
昇進・昇格祝いの花束(ブーケ)6,000〜9,000円
個人のギフトとしては少し高級ですが、送別会など会が開かれる時には、よくご注文頂く価格帯です。
消費税や送料を入れて、ちょうど1万円くらい、という予算の都合からこれくらいの価格帯を選ぶ方も多いようです。
昇進・昇格祝いの花束(ブーケ)10,000円
花束のほか、アレンジメント花も含めて、お祝いのお花としてSakaseruで最も多くご注文頂くのがこの価格帯です。
昇進・昇格祝いの花束(ブーケ)12,000円以上
華やかなお祝い花の花束にプラスアルファが欲しい、というときに選ばれるこちらの価格帯。花の種類も細かく決めることができますので、こだわりたい方には大変お勧めです。
部長職などでも稀に昇進を祝うパーティのような大きなお祝いごとが開催されることがありますが、その際には、これ以上の価格帯が選ばれます。
昇進・昇格祝いのアレンジ花 4,000円〜7,000円
続いてアレンジ花の事例をご紹介致します。アレンジ花は花束よりも飾る手間がいらず、持ち帰りもしやすいので、人気のお花です。
昇進・昇格祝いのアレンジ花 8,000円〜10,000円
昇進・昇格祝いのアレンジ花 11,000円〜19,000円
昇進・昇格祝いのアレンジ花 20,000円以上
昇進・昇格祝いのスタンド花 15,000円〜30,000円
昇進・昇格祝いにお勧めの祝い花の種類は?
部署の送別会など個人的な席で1番ご依頼頂くのが花束(ブーケ)、会社間の1万円を越えるお祝い花として広く知られているのが胡蝶蘭ですが、実はそれ以外にも様々なお花の種類があります。それぞれのお花の特徴を、メリット・デメリット、ご予算目安とともにまとめました。是非ご用途に合ったお花選びをして頂ければ幸いでございます。
種類と ご予算目安 | メリット | デメリット |
---|---|---|
花束(ブーケ) 3,000円〜 | ・手渡しが絵になる ・一番エコ | ・花瓶がない場合飾る場所に困る | アレンジメント花 3,000円〜 | ・安い価格から注文できる ・飾る手間がかからない ・一番個性を出すことができる | ・長くて一週間程度しか持たない ・大きすぎるものは処分に手間がかかる |
胡蝶蘭 15,000円〜 | ・一定のクオリティがある ・長持ちする | ・サイズに対して価格が割高 ・処分に手間がかかる ・他の祝い花と同じ見た目になる |
スタンド花 15,000円〜 | ・一番インパクトがある ・お届け先の前の通行人の目を引くことができる ・処分の手間がかからない | ・スペースに余裕のない場所には置けない ・配送費がかかるので価格が割高になる |
プリザーブドフラワー 8,000円〜 | ・枯れないお花なのでずっと飾れる ・手入れの必要がない | ・サイズに対して価格が割高 ・ずっと残るので好みのものを贈る必要がある |
昇進・昇格祝いの花束(ブーケ)(ご予算目安:3,000円〜)
花束(ブーケ)は、束ねたお花にラッピングがしてあるだけの商品なので、ご紹介するお花の種類の中で一番エコです。また、ご予算目安も3,000円〜と気軽に注文ができます。お届け先様が花瓶を持っている場合、花束と花瓶をセットで飾ることによって、空間を演出することができます。直接お花を手渡しする際にも絵になるお花です。
デメリットとしては、お届け先様が花瓶を持っていない場合、花束を飾る場所に困ってしまうことです。
昇進・昇格祝いのアレンジメント花(ご予算目安:3,000円〜)
あらかじめお花が器に入ったアレンジメント花は、ご予算目安が3,000円〜と気軽な価格から注文ができる商品です。受け取った際にそのまま飾ることができますので、飾る手間がかかりません。また、季節の花々をお花屋さんがそれぞれのセンスで束ねますので一番個性を出すことができます。
一方でデメリットは、お花が枯れるまで、鑑賞に耐えうる期間が長くて1週間程度と限られています。サイズの大きすぎるアレンジメントは処分の手間が掛かります。
昇進・昇格祝いの胡蝶蘭(ご予算目安:15,000円〜)
胡蝶蘭は、特に迷うこと無く一定のクオリティの物をお届けできます。また長持ちをしますのでお届け先様で長く咲かせることができます。
デメリットとしては、胡蝶蘭は高価なものであるため、アレンジメントの同価格のものと比較するとこじんまりとしたサイズになります。また、鉢に入った大きな胡蝶蘭は、長く持ちすぎてしまうために受け取った方が処分のタイミングを図ることが難しく、処分をする際も鉢と花を分別する必要がありますので、手間がかかります。そして、胡蝶蘭は見た目に大きな違いがないお花ですので、他の方からも胡蝶蘭が届いている場合同じお花が並ぶ事になります。
昇進・昇格祝いのスタンド花(ご予算目安:15,000円〜)
スタンド花は、スタンドと呼ばれる脚にお花が乗った商品のことです。高さが男性の身長程までありますのでそのインパクトも大です。エントランスに飾られる事が多く、周囲の目を引くことができます。また、スタンド花は一定期間飾られた後、お花屋さんが基本的に回収をしますので、受け取る方による処分の手間も掛かりません。
一方で、スタンド花をご注文される前に2つご確認頂きたいことがございます。
1. 配送料が他の商品に比べて高くなります
2. お届け先様の広さを事前に把握されることをおすすめ致します
スタンド花は、宅配で送れるサイズではないため、制作だけでなく配送・回収まで全てをお花屋さんが行なっています。花屋スタッフの稼働時間が掛かってきますので、その分の料金がアレンジメント花等に比べて高く掛かってきます。
※例外として、回収を行わないお花屋さんもいらっしゃいます。
※Sakaseruは全てのスタンド花を回収しております。
そして、スタンド花は大きな商品になりますので、場所の広さとお花のサイズが不釣り合いですと、空間全体としてミスマッチになってしまいます。その場合はアレンジメント花をおすすめ致します。
是非、配送料金とお届け先様の広さをご理解頂いた上で、ご注文頂ければ幸いでございます。
昇進・昇格祝いのプリザーブドフラワー
特殊な加工が施されたプリザーブドフラワーは、ずっと枯れずに飾ることのできるお花です。他のお花と比べてコンパクトなサイズのお作りになりますので、ずっと飾れるコンパクトなギフトを贈られたい方はおすすめです。手入れも必要ありません。
一方でプリザーブドフラワーは単価の高いお花になりますので、サイズに対して価格が高くなります。また、コンパクトでずっと残るお花は、長い間飾られる可能性が高いですので、センスの良いプリザーブドフラワーを贈ることが必要になってきます。
昇進・昇格祝いの花言葉は何がお勧め?
花には「花言葉」という文化があります。これこそが、他のお祝いギフト・プレゼントと大きく違う点です。一本一本に意味を持たせ、お相手さまへの想いをお届けすることができます。
お祝いに合う花言葉を持つお花をご紹介します。
アルストロメリア「持続」「未来への憧れ」
アルストロメリアは小さな百合にも見える、上品な形も人気のお花です。未来、そして現在をも明るく照らすようなこの花言葉は、昇進・昇格のお祝いというおめでたい席にもぴったりです。
カスミソウ
その白く小さな姿で、花言葉なしでも大変人気のこちらのお花。
花言葉は「感謝」そして「幸福」。役職が変わり、新たなステージに進むお相手様へ、感謝し、幸福を祈るという意味で、大変ぴったりのお祝いになります。
バラ(青)「奇跡」「夢叶う」
長年不可能とされてきた青バラの歴史にちなんだ花言葉は、一層輝かしい未来を思わせ、特別な響きを持ちます。またそれに加え、バラのゴージャスな雰囲気はやはりお祝いごとにぴったりです。
胡蝶蘭「幸せが飛んでくる」
蝶に似た優雅なフォルムが特徴的な、胡蝶蘭。フォーマルな場でもよく見かけるこのお花ですが、ギフトとしても大変人気です。
蘭科の花は丈夫ですので、長く楽しんで頂けるのも嬉しいですね。
白のバラ「深い尊敬」「純潔」
気品ある白バラの姿を表した花言葉は、お世話になった方、上司の方など、幅広く想いを込められそうですね。
ユリ「祝福」
一輪でもインパクトのある、華やかな百合は昇進・昇格祝いをのほか、お祝いごとに人気です。
花言葉も様々な意味合いに用いることができますので、どのようなシーンでも想いを伝えられそうです。
デルフィニウム(デルフィニューム)「清明」「高貴」
爽やかな青、可憐な花はデルフィニウム。白い花を染めるのではなく、天然の青い花は貴重です。青のお色は男性の方、目上の方にお届けさせて頂くことも多いお花です。
花言葉も優しく清らかで、どのような想いも込められそうです。
上司の方に贈る時はどんなお花がお勧め?
Sakaseruでよくご質問頂くのが、上司の方…特に、男性の上司の方に贈るお花です。
目上の方である上に、お花が大好き、という方も少ない男性がお相手の場合、悩まれることが多いようです。
そういう時には、おすすめのご依頼方法があります。
お好きな色を知っている場合
ぜひ、その方のお好きな色をメインにしてお花をオーダー下さい。
お好きな色を知っているくらいの間柄でしたら、お相手さまも「自分の好きな色を選んでくれたんだな」とすぐにわかります。色や雰囲気を表現できるのは、色とりどりのお花ならでは。
お相手さまのお好きな色をご存知でしたら、ぜひその色でご依頼下さい。
ご年配の上司の方
お好きな色がわからず、お相手様がご年配の方な場合、抑えめカラーでご依頼頂くのがお勧めです。
例えば青や白、赤やピンクでもややくすんだ色など。お花特有の華やかさでお祝い感は十分に、その方のご年齢にも相応しい落ち着きでご用意致します。
おしゃれな上司の方
いつもスタイリッシュにきめていらっしゃる方へは、ナチュラル系のお花がお勧めです。
葉や蔓で動きを出しながら、ひと味違うお花をご用意致します。
昇進・昇格お祝い花を贈るタイミングは?
昇進のお知らせがあった日から、一週間以内を目安に出来るだけ早い時期にお祝いを贈ります。
もし部署で送別会などが予定されている場合には、その日にお渡しするのも良いでしょう。その場合、持ち帰りやすい袋のご用意をお勧めします。(お花屋さんに言えば、付けてくれるはずです)
昇進祝いが遅くなる場合は、手紙などでメッセージだけ先に伝えて、後日改めてお祝いを贈り、気持ちを伝えましょう。
立て札の書き方は?
どなたからお花が届いたか、そしてどなたへ宛てたお花なのかを表す、お花に立てる立て札。お祝い花そのものがお付き合いの一環であることを考えると、非常に重要な要素です。
昇進・昇格祝い花の立て札に書く、基本の情報は3つです。
①お祝いの言葉(例:御祝/祝御昇進など)
②お贈り主(ご注文者)様のお名前
③お届け先様の社名/個人のお名前
必須なのは①と②で、③は書いても書かなくても良いことになっています。一方で、昇進・昇格祝いのお花ではどなたに宛てたものなのか確実にわかって頂くため、③お届け先・個人名まで記載することをお勧めします。
人事異動は社内で同時に起こる可能性が高いからです。
Sakaseruでは、立て札を無料でおつけしております。
立て札に記載する項目について、順を追って見ていきましょう。
昇進・昇格祝い花の立て札 ①お祝いの言葉
お祝いの言葉とはお送りする目的を内容を一言で表したものであり、目的に応じてご依頼主様側で変更します。
昇進・昇格祝いの立て札の場合、以下のような文言が一般的です。
・「祝 御昇格」「祝 御昇進」←最も一般的です!
・「祝 昇格」「祝 昇進」
・「祝 ご昇格」「祝 ご昇進」
・「昇格祝」「昇進祝」
・「昇格御祝」「昇進御祝」
・「ご昇格おめでとうございます」「ご昇進おめでとうございます」
単に「御祝」でも失礼にはあたりませんので、ご安心ください。
昇進・昇格祝い花の立て札 ② 贈り主様のお名前
次に、昇進・昇格祝いの立て札にはお贈り主様(ご注文者様)のお名前を入れる必要があります。
特に沢山のお花が届く方は、お返しや御礼状のために、立て札だけ取っておくということもあります。大切な要素ですので、忘れずにお入れください。
お名前のあとの「〜より」は入れても入れなくても構いません。
昇進・昇格祝いの立て札の場合、以下のような書き方が一般的です。
・個人名のみ……サカセル花子
・連名の場合……サカセル太郎 植物花子
・社名のみ……◎◎会社
・社名+個人名……◎◎会社 サカセル太郎
・社名+役職+個人名・・・会社代表◎◎取締役 サカセル太郎
・家族や部署や同志一同・・・友人一同/、◎◎株式会社営業部一同
昇進・昇格祝い花の立て札 ③お届け先様の会社名/お名前
昇進・昇格祝いの場合は、お届け先様の個人名まで記入することをお勧めします。昇進・昇格祝いは他の方にも人事異動がある場合が多く、どなたに宛てたお祝い花なのか明確にするためです。
画像のように、(社名)様、その横や下にお名前、という形で敬称を付けたものが一般的な書き方です。
昇進・昇格お祝い花の相場は?
昇進・昇格お祝い花のご予算は、ご関係やお役職によって様々です。
どのくらいなら失礼にならないのか、またそれが自分が想定している予算に見合うのか……。
ご不安に思う方は、是非以下の内容をご参考下さい。
お届け先様との関係 | 相場 |
---|---|
個人的に親交のある方 | 5,000〜10,000円程度 |
個人から仕事上のお付き合い | 10,000〜30,000円 |
会社間のお付き合い | 20,000〜50,000円程度 |
個人的に親交のある方へ昇進・昇格祝い花を贈る場合
個人的に親交があり、会社間のお付き合いよりも個々の関係性が優先されるような場合、お祝い花は5,000円〜20,000円ほどがお勧めです。
1万円未満の方の場合は、他に併せてプレゼントを贈っていらっしゃる方もいるようで、全体の相場感としては10,000円を越えるイメージです。
仕事上のお付き合いのある方へ昇進・昇格祝い花を贈る場合
例えばいち営業担当の方から、他社の部長昇格へお祝いを贈る場合など、親交があるような間柄ではないものの、目上の存在で失礼のないようにしたい…というような場合。お世話になっている度合いなどにもよりますが、10,000円〜30,000円ほどが相場です。
会社間のお付き合いとして昇進・昇格祝い花を贈る場合
会社全体として大切なお取引先様であったり、会社同士でお祝いを贈り合うような重要なお相手へのお花は、20,000円〜50,000円が相場です。50,000円以上のご依頼を頂くこともしばしばあり、ご予算、お付き合いの重要度などを含めて検討されると良いでしょう。
Sakaseruではオーダー後、フラワーデザイナーと手軽にやり取りできるチャット機能をご用意しています。
疑問や不安な点、そしてご希望をそちらでしっかり伝え、世界で一つのお花をお届けできます。
困った時、迷った時には、これまで数多くの周年祝い花をお届けしてきたSakaseruのフラワーデザイナーにぜひお任せ下さい。
お花の出来上がりはもちろん、お客様の疑問や不安にお答え致します。
この記事を監修した人
株式会社Sakaseru代表取締役
小尾龍太郎
1982年生まれ。プログラマーとしてドワンゴやmixi等のIT企業に従事した後、新宿の花屋をITの力で立て直し、六本木の花屋フラワーキッチンを設立。より良い花贈りを実現する為2015年株式会社Sakaseruを起業する。 詳しく見る
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2024年11月21日
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誰か私にもプレゼントしてくれないかな^^; -
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2024年11月20日
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