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お花はどれくらい持ちますか?のご質問にお答えします。 - 商品テストを行ってみました -

お花はどれくらい持ちますか?のご質問にお答えします。 - 商品テストを行ってみました -

2021年06月14日

こんにちは。
Sakaseru代表の小尾です。

最近は推し花やミーグリに伴うお花のご用命等、ご自宅にお届けさせて頂くお花のご用命も増えて参りました。
ご自宅でお花を楽しまれる際に大事な事の一つが、「お花はどれくらい持つのか」です。

お花のご相談やお問い合わせ時にも多く頂戴するご質問の一つです。

そこで、私達の方で実際にどれくらいの日数お花が持つのか商品テストをしてみました。
お花を贈られた際に、どれくらいお花が持つのか気になる方がいらっしゃいましたら、
是非参考にして頂けましたら幸いです。

尚、今回の商品テストは6月に行いました。
お花は湿気が少なく気温も涼しい気候ですと長持ちし易く、
6月の初夏から夏場にかけては湿度・気温共に高く、お花の持ちも短くなります。
今回テストを行った6月はお花にとっては割と厳しい時期となっています。



お花は何日持つのか



今回の商品テストの結果からお伝えしますと、お花は5日程度美しく持ちます。
「お花の持ち」の定義は個人の主観による所が大きいですので、一意に何日とお伝え出来ないことが心苦しいのですが、あくまでも商品テストを行った私個人の意見となります。
5日とした理由は、6日目から正面に見えるメインのお花が少し垂れ下がって来たからです。
今回Sakaseruのお花を郵送で購入してからのお花の状態を一覧にしてみました。



アレンジメント花を9日間観察した様子



商品テストの条件



今回の商品テストは次の条件で行いました。
・胡蝶蘭とバラがメインのアレンジメント花を使用しました。
・お花の水やりは1日1回、ペットボトル半分位のお水を注ぎました。
・お花はSakaseru事務所と自宅の一般的な空間に飾りました。



水やりの様子



お花が届いてから9日間観察した様子をお伝え致します。



1日目



お花が届いた初日の様子です。正確には、届いた前日に花を束ね梱包し、配送業者さんを通じて届けられたお花です。
たっぷりのお水が入り、商品に使われた全ての花々がみずみずしく咲いています。



1日目のお花の様子



2日目



ほんの少しずつお花が開くのが確認できます。



2日目のお花の様子



3日目



花は更に開き始めます。



3日目のお花の様子



4日目



小花の元気が無くなってきましたが、胡蝶蘭やバラは綺麗に咲いています。



4日目のお花の様子



5日目



バラの花びらのフチが少しずつ枯れてきます。お花も全体的に少しだけ下を向くようになりました。



5日目のお花の様子



6日目



胡蝶蘭はまだ綺麗に咲いていますが、お花が全体的に下を向くようになりました。特に正面の白いお花が分かり易く下を向いています。



6日目のお花の様子



7日目



全体的にお花の元気が無くなってきたのが見て取れます。胡蝶蘭も少しシワが寄ってきた様です。



7日目のお花の様子



8日目



胡蝶蘭も弱り、全体的に花の枯れやしおれが目立つようになりました。



8日目のお花の様子



9日目(最終日)



お花全体が枯れた状態になりました。



9日目(最終日)のお花の様子



商品テストを通じて気付いたこと



今回のテストに使用した商品は胡蝶蘭やバラ、小花や葉っぱ等、様々なお花が使われています。
そして、それぞれのお花に「枯れやすい」「枯れづらい」特性があることが分かりました。
例えば、今回のテストでは、次の順番に枯れていきました。
1. 小花
2. 正面の白い花
3. 紫のバラ
4. 胡蝶蘭

例えば、1の小花だけで構成されたアレンジメントであれば、枯れやすい商品となりますし、
4の胡蝶蘭だけであれば、枯れづらい商品となります。

花にもそれぞれ特徴があり、元々過酷な環境で育った花や、茎から水を吸い易いお花であれば枯れづらく、
元々可憐で弱い花や、茎から水を吸いづらいお花であれば枯れやすい状態となります。

勿論、それだけでなく、お花の仕入れの個体差やお花屋さんの管理方法によっても変わりますが、
状況を簡単にするために、お花の種類によって枯れ易さの基準が決まって来るとお伝えさせて頂きました。



最後に



今回の商品テストの結果はいかがでしたでしょうか。
私達自信、「お花はどれくらい持つのか」といったご質問に対して、今までは明確にお答えすることが難しかったのですが、
今回の商品テストのコラムを通じて、お客様ご自身にて「枯れた」と思われるタイミングをご理解頂けるようになったのでは無いかと思います。

また、お花の中にはその後ドライフラワーにして更に楽しんで頂ける種類等もありますので、是非お客様ご自身や、お届け先様にもお花の最後までお楽しみ頂けましたら、私達Sakaseruも大変嬉しいことです。

今回のコラムが皆さまの疑問にお答え出来ていれば光栄です。

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