Interview

Kinky boots 三浦春馬様宛て 祝い花 インタビュー

一滴でも応援している役者さんのためになるかもしれない

Twitterでもご紹介させて頂き、非常に多くのご反響を頂いた、こちらのお花。
お客さまがご用意された器(ワインホルダー)をプリザーブドフラワーで飾り、どきっとするような美しさ、色っぽさを感じさせます。

この赤いハイヒール型のワインホルダーを選ばれたのは、この度お贈りしたご公演の、大切なキーアイテムであったため。またお客さまのご希望で、実はお花はリボンで外せるよう、一工夫がされています。
隅々まで想いを感じさせる今回のお花は、俳優・三浦春馬さまを応援されている、あるグループの皆様からのご依頼でした。
実はこのグループさま、これまでにも何度もSakaseruをご利用頂いており、以前にもお客さまインタビューにお答え頂いたことがあります。
このときは、簡単なご質問で限られたことだけをお伺いさせて頂きましたが、今回はより深く、視点を変えて。グループの成り立ちや、グループでのお花贈りならではの楽しさをお伺いしました。

今回のインタビューは、「グループでお花を贈ってみたい」と思いながらも、まだ踏み出せていない方に読んで頂きたい内容です。


――この度はインタビューにお答え頂き、またいつも素敵なアイデアと共にSakaseruにご依頼頂き本当にありがとうございます。

こちらこそ、ありがとうございます。

――今回のお花も非常に反響がありました。
毎回、素敵なご依頼を頂くことや、「はるとも会」という名前のファングループでお花を贈っていることなどを伺って、今回は是非、そのアイデアの出し方や「はるとも会」について詳しくお聞きしたいと思っています。よろしくお願いいたします。

よろしくお願いいたします。

――さて早速なのですが、質問させてください。
まずは、「ファンから花が贈れる」ということはいつ気づき、そしてなぜ「自分でもやってみよう」、と思われたのですか?きっかけを教えて下さい。

私は三浦春馬さんの他にも好きな俳優さんがいるのですが、お花を贈れることを知ったのはそちらの俳優さんのファンで、お花の企画を起ち上げている方がいらっしゃったからです。

その企画に参加したことで、「ファンからも贈れるんだ」ということを知り、また一口いくら、という形でSNS上にて協賛者を募集する方法を知りました。

また、「自分でもやってみよう」と思ったというよりは、なんとなく仲間内で話しているうちに「やってみたいよね」と、そういう話になりました。

始めは企画を立てたかったわけではなくて、他に三浦春馬さん宛てのお花贈り企画があれば、本当はそれにそちらに参加させてもらいたかったんです。でも探した限りでは見当たらなくて…。多分、お花自体を贈っている方は他にもいらっしゃるんだと思いますが。

それで、「募集が無いなら自分たちでやってみようか」という話になりました。

――なるほど、そういう流れだったのですね。企画は何名で起ち上げたのですか?

4人です。それぞれに決まった役割があって、分担して行っています。役割はきっちり決めたわけではなく、最初なんとなく決まった流れで、現在まで同じ役割を担当しています。

私はお花贈り企画専用のTwitterアカウントの管理運用をしたり、入金チェックしたりといったことをしています。

花贈り全体の方向性は、この4人で話して決めて進めています。全体の人数が思いがけず増えてしまったこともあって、基本この4人で決めさせてもらっています。

――そうして4名の方で「花贈りをしよう」、と決まった時、最初は何から始めましたか?

情報を集めるところからです。

本当に何からすべきか、というところからわからなかったので。

ただ、4人の中に花贈り経験のあるメンバーがいたので、流れは教えてもらいました。

彼女の存在はとてもありがたかったです。

――そうして始められた企画は、なんと最終的には34人を集める大きな企画となったんですよね。
はじめから、こんな風に大人数が集まると思っていましたか?

いいえ、SNS上での募集をはじめた際も、5人とか10人くらいは集まるかなーというくらいの気持ちでした。

すると、思った以上に集まってくださって…最終的に30人をこえるまでになりました。

何かやりたいけど、一人ではどうすればいいかわからない方も多かったのかな、と思いました。

――すごいですね!それだけたくさんの方が集まるというのは、やはり、普段からTwitter上で積極的に交流をされていたのでしょうか。

いいえ、そんなに交流はしていなかったんです。むしろこの企画をやるようになって、すごくフォロワーさんが増えました。

協賛者の方の中には、会場でお会いさせてもらう方もいます。

――会場でお会いする機会があるんですね!

はい。例えばプレゼントとしてプリザーブドフラワーを贈る場合、プレゼントボックスに入れるのですが、その実物を見たい人がいれば、という形でお会いしたり。

あとは「はるとも会」名義でファンレターをそれぞれで書いて、お花と一緒に取りまとめているので、その回収の際などに。

――いま、「はるとも会」の名前が出ましたが、「はるとも会」はどのくらいの年代の方が多いのでしょうか。

正確にはわかりませんが…知っている限りで高校生の方から、50代以上の方もいらっしゃるようで、かなり幅広いと思います。

――SNS上の交流ならではですね。
ちなみに「はるとも会」と、グループに名前をつけたのはなぜですか?

名前を見て「ずっと応援してくれているな」と思ってもらえるよう、固有の名前を付けました。

もちろん固有の名前でなくても気持ちは伝えられるので、一回限りなら名前を付ける必要はないと思っていたのですが、二回三回と続くことが決まったので、ずっと贈り続けるなら名前を付けたい、と思って。

例えば会の人が抜けたり、新しく入ったりしても、ずっと「はるとも会」からお花が来ることは変わりません。それが「ずっと応援してくれている人たちがいる」と、三浦さんの力になったら良いなと思っています。

――実際、「はるとも会」の出入りは流動的だったりするのですか?

そうですね。この作品だけ、とか自分に余裕があるときだけ、とか、柔軟にオープンな感じでやっています。

三浦春馬さんファン以外が参加されることもあります。例えば、三浦さんの共演者のファンの方が、「三浦さんの◎◎役が素晴らしかったので、三浦さんの◎◎に感謝を伝えたい」と言って、その回だけ参加して下さる方も。

がっつり固定メンバーでというよりは、良い意味でゆるくやっています。なのでいま「はるとも会」が何人なのか、と聞かれてもうまく答えられないですね。

――その体制、素敵だと思います。
さて、そんな多くの方の想いを取りまとめる「はるとも会」さまが、花贈りをするにあたって、なぜSakaseruを選んでくださったのでしょうか。

「オリジナル」がいいと思ったのがきっかけです。

色々な既成品を見ていく中で、自分たちが思い描くものはオーダーメイドでしかできないと思いました。既成品はどれも、思い描くものに対して「ちょっとずつ違う」と感じたためです。

「その作品に出ることをすごく楽しみにしているよ、応援しているよ」という気持ちを伝えたいので、その公演に合った形で、オリジナルに作れるのがすごくいいなと思いました。

例えば今回のお花に似た既成品だったら、ガラスの靴と一緒にアレンジをするのはよく見かけたのですが、舞台のテーマ的に「ガラスの靴じゃないよね」と。そのためには、こちらが用意した器でオーダーメイドに作ってもらう必要がありました。

――また、今回は飾ったプリザーブドフラワーを「あとで取り外して、ワインホルダーだけでも使えるように」という素敵なご希望もありましたよね。

そうですね、担当して下さった(フラワーデザイナーの)宮崎さんは色々要望を聞いて下さって…。

プリザーブドフラワーをあとで取り外せるように、なんて、どんな風に実現されるのか想像もつかなかったのですが…、リボンであんな素敵に取り外しができるようにして頂いて、とても嬉しかったし感動しました。

また、お花贈りに関して、公式の発表がぎりぎりなことが多いので、Sakaseruは直前までオーダーできるのも魅力でした。

――ありがとうございます!お花贈りについて発表がされないと、オーダーできないですもんね。

そうなんです。

公式の発表前にオーダーして、もしにキャンセルということになれば、関わる方が皆さん不幸になってしまいますから…。

――そうですね。その部分はSakaseruでも「公演・舞台の花の贈り方」や「はじめてのフラスタマニュアル」で説明していて、実は一番重要な部分ですが、意外とわからない部分だったりします。そのようにご配慮頂けるのは、花屋側としても本当にありがたいです。
ちなみに「はるとも会」では、お花のアイデアはどなたが、どのように考えているのですか?

企画メンバーの4名で、あれこれ話し合ってアイデアを出しています。

今回だったら、元々「赤のハイヒールのモチーフは入れたいね」というようにぼんやりイメージしていたのですが、私がたまたまこのワインホルダーを見つけたことで、「これにお花乗せたら可愛いよね!?」というようにアイデアが広がっていって、決まりました。

――なんだか楽しそうですね。

そうですね、楽しいです!

――お花贈りの中で一番楽しい、やりがいを感じる時はどんな時ですか?

やっぱり、協賛してくださった方々に喜んでもらうときです。

今回のハイヒールのお花で言えば、「写真を見て泣きそうになった」「画像を待ち受けにした」と言って下さる方もいて…。

そういう反応を見ると、やってよかったな、三浦さんも喜んでくれているかなあ、と思ったりします。

――最後に、お花贈りを迷っている人にアドバイスがあるとすれば、何をお伝えされますか?

自分ができる範囲の小さなお花でも、自分の想いを形にすることはすごく素敵だと思うので、やってみることを私個人はおすすめします。

お花を出している同士でいいね素敵だね、と言い合うのも楽しいですし。

私はもともと芸能人の方へ自分の想いを伝えることを意識したことがなくて、ファンレターやプレゼントボックスへのプレゼントもしたことがなかったんです。

でもこの花贈りをきっかけに、舞台の感想を書いたファンレターも一緒に送るようになりました。

そうやって、自分のお花贈りや応援が、わずかでも、一滴でも応援している役者さんのためになるかもしれない、と思うとわくわくしますよ。

インタビューを終えて

今回スタッフが個人的に一番シビれたお話が、「はるとも会」の命名についての部分でした。
個人名ではない固有の名前だからこそ、長く応援を伝えられるかたち。受け取る方のお気持ちに、深く気を配られたアイデアだと感じられました。

その他のエピソードからも、「はるとも会」の運営メンバーさまは慎重に、三浦さまに一番喜んで頂けるかたちを模索されているのが、伝わって参ります。

きっとそれはお話合いの中から、少しずつ育まれたものなのだと思います。実は今回の記事では省略させて頂きましたが、「一人だったらやろうとも思わなかった」というお話もありました。グループができたきっかけも、その運営も、ひとりでないからできることが沢山あるのかもしれません。

お話を伺って、そんな素敵なグループを作り、運営されていること、とても羨ましく憧れにも似た気持ちを覚えました。この記事を読まれた方が、同じようなお気持ちを抱いて下さったら嬉しく思います。

(本当はもっともっと書かせて頂きたいお話があったのですが…泣く泣く、このようにまとめさせて頂きました…!)
お客さま、はるとも会の皆さま、この度はインタビューにご協力頂きまして、本当にありがとうございました!引き続きSakaseruをどうぞよろしくお願いいたします。